
こんにちは、都築寛史です。
日本スポーツ学会は25日、東西冷戦下で日本がボイコットした1980年モスクワ五輪で「幻の代表」となった元選手が、40年の節目となる2020年東京五輪に何らかの形で参加できるよう呼び掛け、開幕1年前に合わせて署名活動を開始した。
引用元https://www.nikkansports.com/sports/news/201907250000170.html
日本スポーツ学会は25日、東西冷戦下時に日本がボイコットした1980年モスクワ五輪。その「幻の代表」となった元選手が、あれから40年の節目となる2020年東京五輪に何らかの形で参加できるよう呼び掛けました。そして開幕1年前に合わせて署名活動を開始して、12月20日まで約5カ月実施し、署名を大会組織委員会と日本オリンピック委員会(JOC)に提出するそうです。
とても心を打つ良いことだと思います。
同学会によると、当時モスクワ五輪に選ばれていたのは178人(馬術の候補選手含む)で、2年前の調査では回答した元選手の82%が「ボイコットすべきではなかった」と回答をしていて、今も苦悩や葛藤を抱えていることが浮き彫りになったそうです。
オリンピックに出場できなかったことは、4年間頑張ってきた選手の努力を無にしてしまうことなので、選手の辛さは計り知れないものがあると思います。
そのような方々が、2020年のと東京オリンピックに関わる事は、両者にとって大きいことでしょう。
柔道の山下康裕が、日本オリンピック協会の会長になったこともいい機会だと思います。
ぜひとも、どのような形の参加になるか分かりませんが、悔しい思いを人たちの心を開放して欲しいと願います。それこそがオリンピックの精神に基づく行動だと言えるでしょう。