
こんにちは、都築寛史です。

メインイベントのWBO世界スーパーフライ級王座決定戦で、元世界3階級王者で同級2位・井岡一翔(30)=Reason大貴=が、同級1位アストン・パリクテ(28)=フィリピン=に10回1分46秒TKO勝ち。日本初の4階級制覇を達成した。
引用元
https://news.livedoor.com/article/detail/16646368/
「ボクシング・WBO世界スーパーフライ級王座決定戦」が、19日幕張メッセで行われた。
メインイベントのWBO世界スーパーフライ級王座決定戦で、元世界3階級王者で同級2位・井岡一翔(30)=Reason大貴=が、同級1位アストン・パリクテ(28)=フィリピン=に10回1分46秒TKO勝ち。日本初の4階級制覇を達成しました。
試合後、控室でパリテクはレフリーストップが早すぎたと、涙で肩をおとしながら、不満をあらわにしていたとのことです。
確かに9回までの戦いぶりは、互角の打ち合いをしていて、井岡に少し分があるくらいの戦いでした。でも、10回の戦いは明らかに井岡に攻め込まれ、何度もパンチがヒットしていました。確かに、まだ試合を続けることはできたかもしれませんが、パリテク選手の今後を考えるとあの時点でのストップは賢明な判断だったと思います。
まだ、パリテク選手は28歳ですから、世界チャンピオンになるチャンスは沢山あります。その次の試合に影響をしないためにも、レフリーの判断は間違いありませんでした。
豪快なKOシーンを望むファンもいますが、選手も人間ですからダメージは見えないところにも残ります。ストップをかけられた時にパリテク選手は防戦一方でした。
判定に不満を言って井岡選手の4階級制覇に水を差すより、負けたことを受け入れて次の試合に目を向けた方が自分の為だと思います。井岡選手も昨年末に判定で負けた後立ち直り、今回の偉業を達成できたのですから。