
こんにちは、都築寛史です。

竹原慎二氏、井岡のタトゥーは「チャンピオンになって入れるのは駄目」
https://news.livedoor.com/article/detail/19511903/
昨年の大みそかに行われたWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチでタトゥーが露出した状態で闘った王者の井岡一翔について、プロボクシング元WBA世界ミドル級王者の竹原慎二氏が語りました。
竹原氏の意見は、日本ボクシングコミッションのルールでは「入れ墨など観客に不快の念を与える風体の者」は試合に出場できないと定められています。竹原氏は「俺が人を裁ける立場でもないけど」と前置きした上で、「俺の意見としてはチャンピオンになって入れるのは駄目でしょ。チャンピオンはみんなに尊敬される」と強調しました。
試合前にJBCスタッフ立ち会いのもと、ファンデーションでタトゥーを隠していたのですが、汗で薄れてしまったようで、右上腕部のタトゥーが露わになってしまいました。
タトゥーに対するイメージの問題が大きいと思いますが、ボクシングが反社会との繋がりがあるのではないかと思う観客がいるかもしれません。日本人の古くからのイメージだと刺青は反社会の象徴のように取られています。
それをチャンピオンがしていることは、不愉快に思う観戦者がいても不思議ではありません。
井岡は刺青を入れた理由を、「復帰のきっかけ、本気でやる、これをしたら逃げられないという決意表明と、入れても後悔しないという思いで入れた。日本の世界王者で入れてる人はいないと思うが世界では入れている。」と一念発起の覚悟でタトゥーを入れたと語っています。
でもその覚悟をタトゥーで表すことしかできなかったのでしょうか。また、スタッフは止めようとしなかったのでしょうか。疑問は残る問題だと思います。日本人は、まだ刺青を不快に思う人は多いと思います。