
こんにちは、都築寛史です。
え、使うの? 使わないの? 男子100メートル背泳ぎ準決勝で、大会側はスタートの姿勢を補助する「バックストロークレッジ」を使わないことをいったん、決めた。
引用元https://www.nikkansports.com/sports/news/201907220000333.html
韓国・光州で行われている競泳世界選手権の男子100メートル背泳ぎ予選で、大会側はスタートの姿勢を補助する「バックストロークレッジ」を使わないことをいったん、決めました。同器具はよりよいスタートのために必要なものですが、2年に1度の世界一を決める大会で、異例の措置がとられました。
伏線は午前の予選にありました。入江陵介(29・イトマン東進)が、予選6組5レーンで登場して53秒38の2着で午後の準決勝進出。ただスタート台の下にある、足をかけて最初の姿勢を補助するバックストロークレッジに不備があって困惑して、スタートが仕切り直しになるアクシデントがありました。
それが全部ではなく、コースによって不具合があったりなかったりしたようです。
タイムを争う競技で、このような不手際は論外だと思います。
複数の器具で不具合があるために準決勝は全員が同じ条件という形をとるためにすべて外した形で実施。その後、決定を覆して、バックストロークレッジを固定した状態で採用することを決めました。
大会側の不手際は、競技の公平性を欠くことになります。それが世界の大会で起こることは信じられません。
この大会にベストタイムを出せるように練習を重ねてきた選手に対して、とても失礼なことです。
そんな選手の努力を無駄にしないように、最善の注意を持って、大会を運営して欲しいと思います。