
こんにちは、都築寛史です。

現役続行には批判も多い斎藤佑樹、それでも野球を辞めない“精神的な図太さ”
https://news.yahoo.co.jp/articles/292327016955bfe645fe21787031f2a7658f9821?page=1
日本ハムの斎藤佑樹投手が来季も契約することになり、賛否両論が飛び交っているようです。
甲子園の決勝で駒大苫小牧のエース田中将大との投手戦になった白熱の一戦は、語り草になっています。そして早稲田大学に進学して、六大学野球で活躍をして、ドラフト1位で日本ハムに入団しました。
華やか時代は昔のことで、今は「ハンカチ王子」の名前も忘れられるほどになってしまいました。
日本ハムに入団した1年目は6勝で2年目は5勝しましたが、その後は怪我にも泣かされ9年間で15勝に終わっています。2020年は怪我の為、1軍登板機会がありませんでした。
甲子園大会で優勝した投手は、消耗しているので、怪我が多いと言われている典型かもしれません。
嘗てのスター選手が、年齢も33歳になり、チームにしがみつく理由は何なのでしょう。
元巨人軍の王選手は、4番を打てなくなった時が自分の引退の時と言っていたのを思い出しました。そのような選手がいる一方、いつまでももがき苦しんでも頑張る選手も、その姿は素晴らしいと思います。
斎藤投手は、球が速くなることはもうないと思います。それでも長年投手を続けている経験が、投球術を身につけていると思います。速球を投げられていた時の自分を棄てて、コントロールを重視したピッチングに活路があるのではないでしょうか。
速い球がなくても、中日の山本投手や阪急・オリックス・阪神で活躍した星野投手は、遅い速球を打者に早く見えるように工夫をしていました。
斎藤投手にはそんなピッチングスタイルで復活することを期待したいです。