
こんにちは、都築寛史です。

高校サッカー選手権4強全チームが「飛び道具」導入
https://www.nikkansports.com/soccer/news/202101070000070.html
第99回全国高校サッカー選手権のベスト4に進出した高校のすべてが、ロングスローを武器に取り入れているそうです。
ロングスローは新しいことではないのですが、ベスト4に残った高校がすべて導入していることは面白いと思います。
今年は、新型コロナの影響で練習する機会を奪われての大会だと思います。それもロングスローが取り入れられている原因になっているのではないでしょうか。連携プレーの練習もまともにできていないことから、ロングスローでゴール前にボールを入れることで得点に繋がることが多くあるのだと思います。
高校サッカーでは、フリーキックやコーナーキックと同じように得点のチャンスづくりになっているのでしょう。ゴール前にボールが上がると、技術面より体力で得点につなげる事もできて、トーナメント方式の大会では貴重な得点機会が増えることから、勝ち進んでいくことになっているのでしょう。
今年の結果から、今後ロングスローを取り入れるチームが増えることになると思います。そうなると今後の試合展開が大きく変わることになるでしょう。
サッカー好きのファンが観るロングスローは賛否あるかもしれませんが、野球ではスクイズバンドに通じるのかもしれません。試合の流れを作る作戦として、貴重な戦法になると思います。サッカーの1点はとても大きいため、ゴールに近くなるとロングスローに結び付けようとすることがあるでしょう。そして、ロングスローのできる選手の育成が各学校が初めることでしょう。