こんにちは、都築寛史です。

ボクシングの東京五輪代表選考に関わる全日本選手権東海ブロック予選が31日、岐阜市内で開幕し、フライ級(49キロ超~52キロ以下)で出場した愛知県代表の元プロ主要4団体世界ミニマム級王者・高山勝成(36)=名古屋産大=は、1回戦で三重県代表のサウスポー・宇津輝(うづ・ひかる、日大)

に0―3の判定で敗れた。

引用元

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190831-00000099-sph-fight

2017年にプロボクシングからアマチュア転向をして、東京オリンピックを目指していた高山勝成が、代表選考の岐阜ブロックで判定負けをしました。これで東京オリンピックに出場する道が断たれました。
高山は、世界ミニマム級のチャンピオンだった選手です。それがアマチュア相手に敗れてしまうことに驚きました。
高山選手の年齢が36歳になるため、年齢による衰えがあったのでしょうか。そんな年齢でもないと思うのですが、ボクシングという競技では厳しい年齢だったのでしょうか。
根本的にボクシングは、プロとアマチュアで大きな違いがあります。アマチュアは的確なパンチを多く相手にあてないといけないのですが、プロは相手を基本は倒さないといけないのです。
その違いが今回の試合結果に表れたのでしょう。
プロはハングリーな部分を求められ、アマチュアはスマートな部分を求められるのかもしれません。どちらが正しいということはありません。ボクシングのスタイルの違いなのです。
でも、この結果になると、世間を騒がせた山根アマチュアボクシング元会長が、高山のアマチュア転向を認めないと言っていたことを思い出してしまいます。

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