
こんにちは、都築寛史です。

猛暑テニス、女子選手が試合途中に車いすで運び出される 熱中症で体動かず
https://www.nikkansports.com/olympic/tokyo2020/tennis/news/202107280001203.html
東京オリンピックのテニス競技を統括する国際テニス連盟は、猛暑を考慮し、第1試合の開始時間を、当初予定されていた午前11時から午後3時に変更すると発表したように、テニス選手が熱中症で倒れる寸前になっているとのことです。
もともと日本のこの時期がスポーツに適さない季節であることは、懸念していたのですが、新型コロナに注意が奪われてしまっているからなのか、熱中症の対策はどこまでできていたのでしょうか。
スペインのバドサ選手が、第1セットを落とした時点で、熱中症のような症状で動けなくなり、車いすでコートから運び出された。試合を続行することができなくなりました。開幕した時点から、メドベージェフらはスタート時間の変更を申し出ており、世界王者ジョコビッチも同意していました。ITFは、選手の健康を守ることを最優先に考えて試合時間の変更を決めました。
高温多湿でこのような事態が起きることは、事前に分かっていたことなのに、日本はどのような準備をしていたのでしょう。
ゴルフでも全米女子オープン覇者の笹生優花選手のキャディーが熱中症で回ることができなくなり、コーチが代役で代わりました。またサッカーでも試合時間の変更を申し出ているようです。
今後もマラソンや競歩など危険な種目が続くので、安心安全を徹底して欲しいと思います。
オリンピックは、選手が万全のパフォーマンスをできる環境が整ってこそ、素晴らしい試合が期待できると思います。