
こんにちは、都築寛史です。
難しい質問を投げてきたのは、現職の中学軟式野球部の先生。問われたのは、その中学の卒業生で現在高校3年になる球児の「進路」について。相談を受けて困ってしまったという。
引用元
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190709-00839940-number-base&p=1
6月から7月の初めが、高校球児の進路が「内定」する時期だということはあまり知られていません。もちろん、一般入試組ではなく、野球部の推薦や大学のスポーツ推薦で内定する場合の話です。
それについて高校から、「お前はこの大学かこっち。どちらかを選びなさい。」そういう“指導”だったそうです。本人は、行きたい大学があり、そこで野球を続けたい意思を持っているのに。
その裏付けとして、大学野球部を途中で辞める選手が多いと言います。もちろんその選手は大学を一旦やめて、普通入学で大学に入り直します。
そんな行き違いが高校の野球選手を不幸にしている現状があります。
高校の学校側の事情は、繋がっている大学に良い選手を送り込むことで、高校の実績になり以後の選手を行きやすくすることができます。そこに金銭的な授受があるのかはわかりません。
それでも高校生の選手の気持ちは、スター選手は別にして、行きたい大学で野球を続けたい気持ちは消せません。
まず、夏の高校野球大会の予選が始まっているこの時期に、選手に余計な心配をさせてしまうことが残念でなりません。
また、高校生の進路を学校が決めることも理解できません。
最終的には本人の意思が決めるべきことで、そこに大人の事情を割り込ませるのは絶対にやってはいけないことだと思います。